起業

いつか起業してみたいでは起業はできない理由とリスクの話

懐中時計
  • 社長・女性起業家という肩書に憧れる
  • 好きな時間に好きな場所で働きたい
  • 面白そう、やってみたい仕事がある
  • 脱サラして自分のお店を持ちたい

このような夢を持っていて、いつか起業したいと思っているあなた。

その「いつか」とは「いつ」でしょうか?

5年後?10年後?

これが答えられないのであれば、起業の夢は夢で終わってしまう可能性が高いんじゃなかなと思います。

ここではわたし自身の経験をもとに起業について書きました。

あなたの起業に対する想いは本気なのか、考えるきっかけになれば。

いつか起業したいでは、いつまで経っても起業できない

わたしは40歳で会社を辞めて起業したのですが、実は脱サラしたい、社長になりたいという夢は20代の頃からありました。

この頃は、

  • 社長という肩書がかっこいい
  • 高級車に乗りたい
  • 会社に縛られずに自由に働きたい
  • 仕事が面白くない

こんな不純?な動機でしたが。

でも仕事が忙しかったり、安定したサラリーマン生活が手放せずに、いつしか起業という思いも忘れてしまっていたんですね。

それから10年。

40代になる手前、これからのサラリーマン人生を考えたときに、あと20年もこの生活を繰り返すことに希望を見出せず、また定年後の生き方を考えたときに頭の中に忘れていた起業という言葉が浮かんできたのです。

それから2年後。

勉強や貯金をして起業することができました。

いつか起業したいと思っていたときは10年経っても何も変わらず、不平不満を言いながらもサラリーマンを続けていました。

しかし起業を本気で考えて行動を起こしたら、2年で起業できたのです。

だから「いつか●●したい」って感情は本気度が低いんですよ。

出来たらいいなーくらいにしか思っていません。

だから、起業するための準備も遅いし、何なら気が向いたときに何かするくらい。

あなた、もしくはあなたの周りにもいませんか?

「いつか」「今は難しい」「時間が無い」「まだ本気出してないだけ」こういって何も行動しない人。

あれと同じです。

どんな言葉を並べても結局は言い訳。本気じゃないんですよ。

いや、もちろんいつかは起業するかもしれませんよ。

でもそれってものすごく先の未来のはず。

まぁそうですよね。

「いつか」なので。

私の場合は10年でした。

近い未来ではなく、何年後、何十年後のことを想っているならそれでいいと思います。

しかし近い将来、本気で起業したいのなら「いつか」ではなく「いつまでに」と期限を決めることが重要です。

「いつか起業したい」ではなく「いつまでに起業する」と決める

自分の気持ちと向き合って起業の夢が本気なのであれば、具体的に必要な準備を紙に書き出しましょう。

  • 必要なスキルや資格の取得
  • 必要な資金や貯金額
  • 競合他社の調査
  • 集客、宣伝用のホームページやSNS
  • 辞める会社の担当引継ぎに必要な期間

など、起業するまでに必要な準備を明確にすることで、期間を逆算できます。

例えば、初期費用が100万円必要な事業をするとして、毎月5万円貯金するなら20か月かかります。

その20か月の間にその他の準備を進めておいて、貯金が貯まった時点で起業するとか。

だから「いつか」ではなく「いつまで」に変えて、そのいつまではどれくらいの期間なのかハッキリとさせましょう。

それを決めたらあとは行動あるのみですよ。

起業のリスクや現実もしっかり把握しておこう

わたしが20代の頃に起業したいと思った動機は、

  • 社長という肩書がかっこいい
  • 高級車に乗りたい
  • 会社に縛られずに自由に働きたい
  • 仕事が面白くない

こんな感じ。

でも多いんじゃないでしょうか。同じような動機の人。

アメブロやSNSなんかでも●●女性起業家みたいな人のブログや投稿をよく見かけますよね。

お昼からタワーマンションで豪華なランチやシャンパン飲んでるような写真を掲載している人。あんなの見ると自分もあんな風になりたいって思いますよね。

まぁ起業を志すきっかけは何でもいいにしろ、ずっとそのままの考えでは危険です。

起業の良い所しか見ていない人は危険

「いつか●●したい」って感情は理想の部分が大きく、良い所しか見ていないケースが多いんじゃないかと思います。

わたしが個人事業主になってから、起業したことが無い人からよく言われるのが「自由でうらやましい」という言葉。

確かにパートや会社員と違って自分で事業をコントロールできるので、好きなように時間を使うことができます。

そこは起業の大きなメリットでしょう。

しかし、自由であるってことはその分責任も大きいってことなんですよね。

例えば、飲食店を経営していて自分の好きなように営業時間決めて、怠かったらお店を休みにしてみたいなこともできるけど、当然その分の収入はなくなります。

おそらく、「自由でうらやましい」という言葉をかけてくる人は、起業の良い所しか見ていないはず。

だから、そういった言葉が出るのでしょう。

さっき例に出したアメブロで豪華なランチ食べて、パソコン片手に好きな場所で働いてみたいなところに憧れている人はまさにそう。

もしそこだけ見て起業しようと思っているならちょっと危険かなと。

ていうか、そういった投稿をしている人はあれが集客手段ですからね。

あなたもこんな自由な生活を手に入れたいなら、私のコンサルを受けて見ませんか?みたいな。だから気を付けたほうが良いですよ。

確かに起業したら自由度は増しますが、その分負うべき責任も大きくなります。

だから良い面だけではなくリスクやデメリットもしっかり把握しておきましょう

それでも起業したいと思うなら頑張ればいいし、自分には無理そうと思うならやめておいたほうが良いかなと。

サラリーマンのほうが向いているはずです。

まとめ

いつか起業したい、起業してみたいと思っているあなた。

そのいつかはいつでしょうか?

5年後?10年後?

ずっと先の未来を考えているならそれでいいと思います。

しかし近い未来、本気で起業したいと思っているなら今の考えでは難しいでしょう。

しっかりと起業のために必要な準備とは何かを把握し、期限を決めて行動をしないと時間だけが過ぎてしまいます。

人生の時間は有限です。悩んでいる時間は返ってきませんから、やろうと思った人はぜひ期限を決めてみてください。

また起業の良い所だけを見ず、悪い所やデメリットも把握しておかないと、こんなはずじゃなかったと後悔しますので、そこも合わせてやっておきましょう。

ABOUT ME
タシテク
宮崎県で個人事業主をしているタシテクと申します。このブログでは40歳で起業し、人生をリスタートさせた経験談を発信しています。フリーランスになりたい、脱サラして独立起業を考えている人の参考になれば幸いです。 気に入ったらTwitterのフォローよろしくお願いします。
自分で稼ぐ・ひとり起業したい人を応援するnote

起業したいけど何をしていいか分からない

自由な働き方ができるフリーランスに憧れている

このようなへ経験談を書いています。

わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。

それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。

もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。

そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。

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