宮崎県で個人事業主をしている進藤です。
プロフィールに興味を持ってくださり、ありがとうございます。
ここでは人生を変えたいと思い、40歳で脱サラ起業したきっかけ、想いを紹介します。
将来について迷っている、新しい生き方を模索している40代へ、何か伝われば幸いです。
やりたい仕事もなく何となく毎日を過ごす
高校卒業後に福岡の短大に進学しました。高校が進学校だったので就職するつもりもなく、ただ将来やりたいこともなく、簡単に受かりそうという思いだけで受験したのです。
そんな動機で入学したのでろくに勉強せず、あっという間に2年が過ぎました。
周りのみんなはやりたいことを見つけて就職活動していましたが、わたしは未だにやりたいことも目標もなく、就活も全くしませんでした。
それで結局、就職活動もしないまま、福岡に居続ける理由もなかったので地元宮崎県に帰郷。
それからしばらくバイトもせずに実家暮らしをしていたのですが、親がそれを見かねて知り合いに頼んで就職先をあっせんしてくれました。
とりあえず親に紹介してもらった人の顔もあるし、まじめに仕事に入っていましたが、やりたくて入った会社ではなかったので1年で退社。
それから友人の働く会社に空きがでたとのことで、コネで入れてもらいました。
そこでは友人も一緒に働いていたので5年ほど勤めましたが、自分だけ他の支店へと転勤になり、それから1年ほどして退職。
すぐに仕事を見つけないと生活ができないので、ハローワークに行ったところ派遣の仕事を紹介されてそのまま入社。
それから3年ほど経ってから結婚しました。
仕事内容には不満はありませんでしたが、年収が200万円ほどだったので生活が厳しく、子供が生まれたときのことも考えると将来が不安になってきました。
このとき28歳。初めて将来についてまじめに考えるようになり、とにかく今より年収の高い転職先を探し始めました。
ただ年収の高い会社は営業職ばかり。自分は営業は苦手だし、他に何ができることはないかと考えた結果、パソコンが好きだったので未経験ではあったもののIT系の会社に転職することを決意。
それでなんとか未経験で雇ってくれる転職先を見つけたのです。しかも年収は派遣社員のときよりも100万円アップしました。
残業ばかりで家族との時間もない日々
転職して年収は上がったものの、未経験の仕事だったので慣れない日々に苦戦。
しかも仕事も忙しく毎日家に帰るのは夜遅く、子供も生まれたばかりでしたが、家のことは妻に任せっぱなし。
このときは自分の仕事でいっぱいいっぱい、家族のことを思いやる余裕もありませんでした。
そんな生活を3年ほど送り、ようやく仕事に慣れたと思ったらいきなりの部署異動。
また、一から新しい仕事をすることになったのです。
いきなりの部署異動から給料ダウン
これでまた入社当社に逆戻りです。これまでやっていた業務とはまったく関係ないことを繰り返す日々。
それでまた仕事へのやりがいを失ったのです。
さらには会社の業績悪化で給料ダウン。
やりがいもなく給料も下がる。。。もちろん転職も考えました。
しかし、もう40代手前。今から転職してまた新しい職場でがんばる意欲もなく、不満を抱えたまま毎日働いていました。
ブログで副業を開始
それから下がった給料を補うために自分にできる副業を模索していたときに、友人がブログを書いて収入を得ていることを知って自分も始めてみました。
地方だとアルバイトをしてもすぐに顔バレするし、仕事が終わってから移動や時間も拘束されます。
しかし、ブログならスマホやパソコンさえあればどこでも作業できるため自分にはあっていました。
とにかく必死でブログについて勉強し、開始わずか1年でサラリーマンの月給を超えるようになったのです。
ただ副収入を得られるようになって経済的には楽になったものの、仕事に対するモチベーションは上がらず悶々とした日々を送っていました。
40代で個人事業主になろうと思ったきっかけ
わたしが40代で個人事業主になろうと思ったきっかけは、現状の働き方に明るい未来を描けなかったからです。
自分ももうすぐ40代。定年まであと20年、やりがいもない今の働き方をあと20年も続ける自身がありませんでした。
もし頑張ったとしても、20年後にどうするか? 雇用延長? アルバイト?
いや、この20年の間に会社がどうなるかもわかりません。
終身雇用も崩壊、不景気で給料も上がらない。
そんな不安な気持ちを抱えたまま、20年、いやもっと長い年数を過ごすより、自分の明るい未来のために自分で稼げる仕組みを作ることに時間を使ったほうがいいと感じました。
個人事業主になれば当然自分で稼がなければなりません。
でもやりがいもない仕事を何十年も続けるより、自分が得意なパソコンに関わる仕事を自分で作ったほうが良いと思ったのです。
また働く時間に関しても、サラリーマンのように決まった時間に出勤するというスタイルに囚われなくても自由に決めることができます。
自分の好きなように自分の人生を決めれることにすごく魅力を感じたのです。
ラッキーなことに自分にはブログでの副収入があったため、起業しても収入ゼロのリスクは回避できることもあり、やろうと決めたのです。
またあわせてWebのスキルも身に付けようとオンラインスクールで勉強も始めました。
でもなかなか踏み切れず
でも住宅ローンも30年残っているし、子供もこれから教育費がかかってくる年ごろ。
だから、もし失敗したら子供の教育費やローンの支払いはどうしようとか、再就職しようにも年齢がネックになるかも、なんて考えてしまいます。
これが20代で、独身で貯金もたっぷりあるなら別ですが、抱えているものが大きい分、不安も大きいわけです。
だから妻には反対されましたし、自分自身もそれを押し切って独立起業する勇気がありませんでした。
ネットでの収入はあったものの波があるし、起業後に安定した収入が得られる確証もなかったので、反対されて当然です。
それで1年ほど会社に行ってはいましたが、やはり起業の夢は捨てきれず。
妻と話し合い、起業コンサルを受けること、地元で開催される創業セミナーに参加させて欲しいと説得しました。
できる・できないではなく、やるか・やらないか
わたしが起業コンサルの先生から教わった言葉がいまでも心に残っているのですが、人生は「できる・できないではなく、やるか・やらないか」
新しいことに挑戦するときって自分のスキルや経験不足、いろんな不安がたくさんあります。やったことないことに挑戦するんだから当然です。
そのやったことない漠然的な不安に対して、勉強や資金の確保など準備をすることは大切です。
しかし、いつまで経ってもできるか・できないかなんて分からないんですよ。
100%うまくいくという確証なんて得られないので、先には進みません。
だから、やるか・やらないかを決めることが大切。
そしてやると決めたら、そのために必要なことをやっていくだけ。
わたしが40代で叶えたかった夢は起業なので、
- 起業に関する知識を身に付ける
- さらなるスキルアップをする
- 1年間は無収入でも生活できるよう200万円を貯める
これらをやるべきことと決め、200万円貯まった時点で起業しました。
最初に個人事業主になろうと思ったときから2年も経過していましたが、ようやく行動に移すことができたのです。
現在の働き方とこれから
起業したての頃は、売上獲得に焦り、いろいろなところへ名刺を配り、時には安売りをして仕事を取るようなこともしていました。
しかし、現在のワークスタイルは1日数時間、週に3日くらい作業すれば生活できる感じになっています。
これは家族や自分の時間を優先することが目的であり、そうするためにはどうすればいいかを考えて、行動してきたからです。
わたしが結婚して子供が生まれたばかりの頃は、慣れない仕事でいっぱいいっぱいで自分のことばかり考えていました。
妻にも子供にも迷惑かけたし、仕事よりも家族や自分の時間を優先する働き方ができればいいなとずっと思っていました。
仕事の位置づけは人それぞれあると思います。わたしにとって一度きりの人生で時間を使うべきは仕事ではなく、家族や自分のやりたいことです。
それを手に入れるため、継続するために個人事業主を続けていきます。
一度きりの人生を後悔しないために
40代ってサラリーマン人生の折り返しでもあり、人生でも約半分地点です。
それでこれからの生き方や働き方を見つめ直す人は多いと思います。
しかし、40代は年齢的にもいろんなリスクが伴うので、なかなか新し一歩が踏み出せない人もいるでしょう。
でも人生を振り返った時に後悔だけはしたくないじゃないですか。
アメリカのある調査で、80歳以上の老人に「人生で最も後悔していること」は何ですか? と質問したところ、7割以上の人が「挑戦しなかったこと」と答えたそうです。
だから年齢関係なく、今日という日が一番若いわけだから挑戦するなら早いほうが良い。
わたしも人生を後悔しないために、勇気を出して一歩踏み出しました。
そしてその選択には後悔していません。それどころが毎日が楽しくて仕方ないです。
もちろん個人事業主になって売り上げに関する不安もありますが、何のやりがいもなく、悶々と会社に行っていた頃に比べれば全然気持ちは前向きです。
だから、40代で生き方に迷っている人には人生を後悔しないようにチャレンジしてほしい。
自分が人生を変える行動を起こして良かったと心から思っているから。
このブログでは40代で脱サラし、起業した私の経験談をシェアしていきます。
同じような悩みを抱えている人に勇気を与えられるきっかけになれば幸いです。
一緒に頑張りましょう!
モヤモヤを聞いて欲しい人は個別相談もやっています。