脱サラして起業したいと思うきっかけってありますよね。
社員を抱える経営者や個人事業主の起業動機でよく耳にするのが、
- 社会貢献したい
- 本当にやりたいことを実現するため
- 人の役に立ちたい
このようなすばらしいことです。
もちろんそれに嘘偽りはないと思いますが、わたしはちょっと違ったんですよね。
今回は起業の動機は不純でもOKという話です。
起業の動機は何でもOKと思う理由
わたしのプロフィールページには、個人事業主になろうと思ったきっかけを以下のように書いています。
「このまま定年までやりがいの無い仕事を続けるより、自分の明るい未来のために自分で稼げる仕組みを作ることに時間を使ったほうがいいと感じました。」
この言葉に嘘偽りはありません。
でもなんというか「自分の明るい未来」ってざっくりしていますよね。
この明るい未来ってのは掘り下げると、
- 高級車に乗りたい
- たくさん旅行に行きたい
- 自分の売りたいものを売りたい
- 好きな日、好きな時間に働きたい
こういった感じです。
高級車に乗りたいとか、旅行に行きたいとかって、起業の動機が社会貢献って言ってる人と比べるとすごく不純ですよね。
自分の欲でしかない。
でも、それでいいと思うんです。動機やきっかけは。
別に、
- 会社に行きたくないから起業する
- もっとお金が欲しいから起業する
- 馬鹿にした奴を見返したいから起業する
- タワーマンションに住みたい
- ベンツに乗りたい
- 異性にモテたい
こんな動機でも良いと思います。
動機が不純だろうが事業が継続できれば良い
大切なのは起業することではなく、起業した後。事業を継続していくことです。
事業を継続するためには、お客さんに価値を提供し続けなければなりません。
自分は価値を提供する、その対価としてお客さんはお金を払う。
この状態ができているってことは結果的に社会に貢献していることにもなるし、自己実現にもつながっていると思います。
- 高級な車に乗りたいから
- たくさん旅行に行きたいから
- おいしいご飯をたくさん食べたいから
そのためにお客さんが喜ぶことを考えて商品やサービスを提供する。
そして結果、その夢が叶えばwinwinですよね。
自分が頑張れる動機って「欲」で良いと思うんです。
それでうまく事業が継続できれば。
起業動機は使い分ける
ただ当然ですけど、起業動機は話す相手によって使い分けたほうが良いです。
例えば、銀行から融資を受ける場合、事業計画書の創業動機とかに本心を書いちゃうとまずいわけです。
創業を決意したきっかけは、満員電車に揺られる生活に嫌気がさしたのと、自由な働き方に憧れたからです。
これを見たら誰だって融資はしたくないでしょう。行き当たりばったり感が出てて、貸したお金が返ってくる気がしませんからね。
IT業界に勤めて10年、様々な経験を積んできました。そのなかでニーズはあるが現状の働き方ではそれを解決してあげることができないため、自分でサービスを提供したいという希望が出てきました。そして数年前から計画していた自己資金が目標額に達しましたので、起業を決意いたしました。
まぁ嘘を書いてはいけませんが、少なくとも自分の欲のみの動機よりは印象がいいし、事業自体も成功すると思ってもらいやすいですよね。
まぁ人の本心なんて自分にしか分かりませんから、本音が話せる人とだけ共有すればいいんじゃないでしょうか。
大事なのは動機を行動の燃料にして事業を継続させていくこと
とにかく、起業の動機なんて別に不純でもOK。
大事なのは動機を行動の燃料にして事業を継続させていくこと。
事業を継続できているということは、顧客に価値を提供し続けられているということですから、結果、社会貢献等に役立っています。
そうすれば起業した動機を聞かれても「社会貢献」ってかっこいいこと言っても嘘じゃありませんからね。
わたしも早く、高級車に乗って、旅行にたくさん行って、美味しいものをたくさん食べれるように頑張ります。
それが叶ったらお客さんに役立つことができていて、社会貢献ができているってことだと思うので。
自信の経験をまとめた失敗しないための起業はこちら
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。