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さまざまな職種でフリーランスになる人、個人事業主をして独立する人がいます。
独立して仕事の大半が元請けからもらう下請けだったら、いくら脱サラして独立しても自由にはなれません。
わたしもクラウドソーシングというネットで仕事の依頼を受けれるサービスを利用したり、元請けのデザイナーさんから仕事をもらっていた頃があったのですが正直大変でした。
作業量が多い割には稼げないみたいな。
というわけで、ここでは独立しても下請けのままでは本当の自由や豊かさは手に入らない理由と対策を紹介します。
これから独立する、独立したけど自由に働けていない人の参考になれば。
元請けと下請けとの関係
まず、下請けで独立しても自由や豊かになれない理由には、元請けとの関係性にあります。
元請けとは、クライアントから直接仕事の依頼を受ける人のこと。
下請けとは、元請けから仕事の依頼を受ける人のこと。
誰から仕事をもらっているかが、元請けと下請けの違いです。
例えば、大手電気屋さんでエアコンを購入した場合、実際に家に設置に来るのは大手電気屋の従業員ではなく、町の電気工事屋さんだったりしますよね。
この場合、電気屋さんが元請け、電気工事屋さんが下請けという関係になります。
独立しても下請けでは自由になれない理由
この関係性を見るとわかるのですが、直接お客さんから仕事をもらっているのが元請けなので、下請けは元請けからの仕事がなければ収入がなくなってしまいます。
つまり、下請け側で収入のコントロールできないのが最大のデメリットです。
また仕事を依頼する側と依頼される側で上下関係ができているので、金額や納期など無理を言われることもあるでしょう。
元請けからしたら、条件に合わない、言うことを聞かない下請けは切って他に乗り換えればいいだけです。
しかし、下請けは元請けから切られたら大変なので、無理な条件でも仕方なく従わなければならない状況もあるはず。
これってなんかサラリーマンの働き方に似ていますよね。
会社で決められたことだけをやる、上司の言われたとおりにするところが。
ビジネスの主導権を他人に握られている以上、自由な働き方はできないし、経済的にも豊かになれない、不安定さは拭えないでしょう。
独立して下請け仕事をするのとサラリーマンとの違い
働き方が似ているサラリーマンと下請けの違いについても触れておきましょう。
サラリーマンは企業に属して、そこから給料をもらいます。
いっぽう下請け仕事は元請け業者から報酬をもらいます。
仕事をくれる人がいて、そこからの依頼をこなす点はどちらも似ていますね。
フリーランスであれば就業時間は自分で決められるので、働き時間が自由な点は違いますかね。
また、大きな違いは保証にあります。
サラリーマンは健康保険や年金など会社が半分負担してくれますが、独立した下請け業者は自分で保険や年金に加入しなければなりません。
またボーナスや退職金がないのもサラリーマンと違う所ですね。
やってることは似ているけど、保証という点ではサラリーマンのほうが安定しています。
下請けに依頼する元請けとしては、社員を雇って健康保険などを負担するよりも下請けに仕事の依頼費用だけを支払ったほうがコストを抑えられます。
だから、事務作業だけをアウトソーシングするなど、人を雇わずフリーランスなど(下請け)に外注する企業も多いです。
元請けとしてはそういったメリットがありますが、下請け側には元請けからの依頼に収入が依存する、保証は自己責任というのがデメリットです。
独立するなら下請けではなく元請けになろう
独立する理由が、
- サラリーマンとしての働き方に不満がある
- 自由な働き方をしたい
- お金を稼ぎたい
のであれば、下請けではなく元請けになりましょう。
独立しても下請けのままでは、元請けに依存するので経済的にも働き方も本当に自由にはなれません。
営業が苦手な人にとっては、自分で営業をしなくても済むとことがメリットですが、本当の自由は手に入らない、不安定であることは理解しておいたほうが良いですね。
では、下請けを脱するにはどうすればいいのか?
自分で仕事を取る
当たり前のことですが、自分で営業をしてクライアントから直接仕事をもらえるようになることです。
自分は営業が苦手だから・・・
とか言ってたら自由は手に入らないし、豊かにもなれません。
いくらスキルや技術があっても誰かに仕事をもらっていたのでは、自分の納得いく価格で提供できないし、やりたくないこともやらざるを得ないことも出てくるでしょう。
仕事はもらうのではなく、自分で作る、獲得するようにやっていきましょう。
自分の商品を作る
自分の商品やサービス、技術を持っている人は強いですよね。
例えば、IT系だったらアプリやプラットフォームを作れば、自分がサービス提供側になれます。
そんな難しいスキルがなくても、自分の経験を活かすことだってできます。
SNSでよくブログ集客コンサルとかやってる人見かけますよね。
あれも自分の商品です。
自分の経験を活かしてそれを人に教えることで、仕事を作っています。
人が作った物を売ったり、サポートするのではなく、自分が作る側になれば強いです。
強みを作って他人と差別化する
例えば、WebライターやWEBデザイナーなどクラウドソーシングでは、仕事を探している人が溢れかえってます。
依頼する側は、安くで仕事をしてもらいたいので安くでやってくれる人を見つけます。
ここで下請けから脱せない人は、自分の強みがない、他人と差別化できていないから価格でしか勝負できないのです。
誰でもできる仕事から一つ上の価値を提供できるように、差別化ポイントを見つけてみましょう。
まとめ
フリーランスや個人事業主など独立する人は増えていますが、下請けのままだとサラリーマンとやってることはあまり変わりません。
また元請けに依存するので、仕事の量も報酬もこちらではコントロールできず、不安定でストレスを抱えて仕事をすることにもなりかねないです。
独立する動機が、自由に働きたい経済的にも豊かになりたいのであれば、人から仕事をもらうのではなく自分で作る、獲得しなければなりません。
簡単な事ではありませんが、どうぜ独立するなら誰にも支配されず好きなように働きたいじゃないですか。
下請けのままか、元請け側になるかは自分次第。
共に頑張りましょう。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。