起業

ひとり起業する際の4つのメリットとデメリット

一人起業スタート

こんにちは、宮崎県で個人事業主をしているタシテクです。

起業して2年、ずっと一人で事業をしています。

これから起業を考えているけど、一人だと心細いので友人と2人でなど、複数人で開業しようか迷っている人もいると思います。

ここでは一人で起業しようと思っている人へ、メリットとデメリット、注意点などを紹介します。

一人で起業するメリットとは?

わたしは起業してからずっと一人ですし、これからも人を雇う予定はありません。

その理由は、以下のようなメリットを感じているからです。

1. 時間も気持ちも自由に働ける

個人事業主やフリーランスのように一人だと、共同経営者や社員に気を使う必要がありません。

何時からどこでどんな仕事をしようが、文句を言われることもありませんし、気を使う必要もありません。

ここがとにかくストレスフリー。

サラリーマンやっていると社長に不満を持ったことないですか?

自分は一生懸命働いているのに、業務中に私用を済ませているのが気に食わなかったり。

社長なので社員にとやかく言われる筋合いはないんですが、不平不満を聞いてあげないと辞められたりするので気を遣うんですよね。

やはり誰かと働くってことは相手のこともきちんと考えなければなりません。

社員を雇ってマネジメントにストレスを抱えている経営者は多いです。

そういった人間関係のストレスを抱えなくて済むのは一人起業のメリットでしょう。

2. 金銭的な負担が少ない

一人起業であれば、自分や家族の生活費さえ稼いでいれば何とかなります。

社員を雇うと人件費の負担が結構大きいです。

給料だけでなく社会保険や年金も雇う側が半分負担してあげないといけませんからね。

また人数が増えるとオフィスの家賃、デスクやパソコンなど用意するものも増えます。

一人起業だと初期費用やランニングコストが抑えられるのが大きなメリットです。

3. 意思決定や行動のスピードが早い

個人ではなく組織になるとそれぞれの役割が出てきます。

わたしがサラリーマンをしている時に感じたデメリットが顧客への対応の遅さ。

わたしは技術職で金銭的な交渉は営業が行っていました。

お客さんから金額に関することを相談や見積もり依頼をされても営業に依頼することしかできなかったんですね。

それで営業が見積もりを忘れていたり、聞かれたことに即答できなかったりでお客さんの信頼をなくすような事がありました。

一人起業だとすべての決定権は自分にあります。聞かれたことに対して即答できるし、対応もスピーディーにできます。

この対応スピードの速さは組織ではできない一人起業のメリットです。

4. 失敗をしてもリスクが少ない

起業してうまくいけばいいですが、失敗することもあるでしょう。

そうなったとき、社員がいたら守ってあげる必要があるので簡単に倒産させるわけにはいきません。

一人であれば、思うように売り上げが上がらなければすぐに撤退できます。

ダメージを採用減にリスクを抑えられるのは一人起業のメリットでしょう。

一人で起業するデメリットとは?

では一人で起業するデメリットについて見ていきましょう。

デメリットに関しては解消する方法もあるので合わせて紹介します。

1. やれることに限界がある

一人起業では、業務以外にも経理や雑用などすべて自分一人でこなす必要があるため、マンパワー不足になりがちです。

いくら仕事が多くてもさばけなければ意味がありませんし、スピード重視で質が下がっても良くありません。

なので、一人でできることに限界を感じた場合は、アウトソーシング(外注)を使うと良いです。

経理は税理士さんにお願いするとか、クラウドソーシングで技術者に依頼するとか。

社員を雇うわけではなく、案件や作業に対してお金を払うだけなのでコストも抑えられます。

2. 仕事とプライベートの区別がつきにくい

一人起業は自由な反面、仕事とプライベートの区別がつきにくいです。

休みの日も作業をしたり、夜中まで仕事をしたり。

サラリーマンだと就業時間が決まっていますし、社員を雇った場合も業務時間が決められているので区別がつきます。

これに関しては、自己管理でメリハリをつけるしかありません。

自由ではあるけれど、仕事は何曜日の何時から何時までと決めると良いでしょう。

3. 自分の代わりがいない

社員や共同経営者がいれば、自分が体調を崩したり不在の時も変わりをしてくれます。

しかし、一人だとそうはいきません。

万が一、長期間入院でもしたら顧客対応はできませんし、その間の収入も途絶えてしまいます。

これに関しては、代わりの人を見つけておくのは難しいので、収入面だけでもバックアップ対策を取っておいたほうが良いです。

自分が働かなくても収入が入ってくる仕組みですね。

例えば、コンテンツ販売や不動産など。自分が動かなくても売り上げが上がる収入の柱を作っておくことが大事。

また一人起業は定年退職もなく、退職金ももらえないので、収入の柱を複数作っておくと老後の備えにもなります。

4. 身近に相談できる相手がいない

個人事業主など一人だと身近に相談できる人がなかなかいないので、すべて自分で解決しなければなりません。

これに関しては立場が同じ人でないと相談しても意味がないため、経営者が集まるような会やコミュニティに参加するのがおすすめです。

また信頼できる人やメンターとなる人を見つけておくと良いですね。

まとめ

一人で起業する際のメリットとデメリットを紹介しました。

個人事業主としてやっている身としては一人起業がおすすめです。

デメリットも払拭できる対策がありますので、あえて複数人で事業をしていく必要性はないかなと。

もちろん、どうしても社員を雇わないと無理な業種もあるでしょうし、将来事業を大きくスケールしていきたいのであれば、複数人でやっていく必要性も出てくると思います。

でもそれはまだあとの話で、起業する際は一人でも十分にやっていけると思います。

リスクを抑えて着実に事業を伸ばしてからでいいのではないでしょうか。

これから起業を考えている人の参考になれば幸いです。

ひとり起業に役立つ無料メルマガもやっています。

ABOUT ME
タシテク
宮崎県で個人事業主をしているタシテクと申します。このブログでは40歳で起業し、人生をリスタートさせた経験談を発信しています。フリーランスになりたい、脱サラして独立起業を考えている人の参考になれば幸いです。 気に入ったらTwitterのフォローよろしくお願いします。
自分で稼ぐ・ひとり起業したい人を応援するnote

起業したいけど何をしていいか分からない

自由な働き方ができるフリーランスに憧れている

このようなへ経験談を書いています。

わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。

それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。

もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。

そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。

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