40代にもなるとバリバリ働いて出世コースをすすむ人も出てきます。
わたしは●●課長、●●部長のような役職や出世にはまったく興味がなかった人でした。
同期や友人が出世にしても嫉妬や羨ましいという気持ちはなく、何とも思わなかったんですね。
で、わたしは40過ぎても平社員だったわけですが、いまでは脱サラして起業しました。
出世に興味がない人の中でも、わたしと同じ思いを持っているなら起業に向いているんじゃないかと思います。
出世したい人の想いとは?
まず、わたしたちと正反対の出世をしたいと思う人について考えてみましょう。
なぜ出世をしたいのか?
わたしにはその気持ちが分かりませんが、おそらく以下のようなことじゃないかなと思います。
- 給料アップのため
- 世間体
- ほんとうに今の会社や仕事が好き
- リーダーシップを取るのが好き
まず出世希望の動機で考えられるのが給料アップです。
もっと稼ぎたい ⇒ 給料を上げるためには出世が必要
平社員よりも給料は多くもらえますからね。
次に世間体です。●●部長と呼ばれることに優越感を感じる、仕事ができる人に見られたいなど。
あとは、本当に仕事が好きな人ですかね。この会社のために頑張るという気持ちが強い人は出世欲もあるでしょう。
部下をまとめたいとかリーダーシップを取りたい人もそうですかね。
昇進や昇格など出世に興味がない人の気持ちとは?
では逆に出世に興味がない人はどういった気持ちなのか?
- 現状維持を好む
- 自分の時間を大切にしたい
- 世間体など気にならない
- 得られるリターンが少ないと思っている
このような感じだと思います。
ちなみにわたしは現状維持以外すべて当てはまっています。
現状を維持したい
出世をすると仕事に対する責任や残業が増えます。
仕事にやりがいを感じているなら良いですが、そうでない場合は、なるべく波風立てずにその日が過ぎればいいと思っています。
出勤していつものように働いて帰る。このルーティーンを崩したくないって人は出世に興味がないでしょう。
自分の時間を大切にしたい
人生の時間を自分に使いたい人も出世に興味がないはず。
現状維持と同じで仕事に使う時間をなるべく最小限にして、あとは自分の趣味や家族ために時間を使いたいという人。
世間体が気にならない
40過ぎて平社員であることに恥ずかしさなど何も感じない人。
40代になると友人でも出世する人がちらほらでてきます。
わたしは「●●君って部長になったんだー」なんて会話には興味がなく、そんな世間体はまったく気にならなかったんですよね。
他人からの評価を気にせず、しっかりと自分の軸を持っている人は出世に興味がないんじゃないでしょうか。
得られるリターンが労力に見合わないから
出世して得られるリターンが労力に見合わないと思っている人。
ITmedia ビジネスオンラインの記事によると、大卒の初任給(平均)は20万8000円で、係長・主任が34万9000円、課長が42万7000円、部長が55万9000円であるとのこと。
まぁこれは一例なので職種によって給料は異なるでしょうけど、この金額をもらって自分が納得するかです。
わたしの場合は、勤めている会社で出世した場合の年収を知っていたので、労力に見合わないと思っていました。
だから、出世するだけ無駄だなと思っちゃったんですね。
そこに時間や労力をかけるくらいなら自分で稼ぐスキルを身に付けようと思っていて、副業を始めたり、最終的に起業に至ったわけですが。
出世をしたいと思わない人の気持ちってこんな感じじゃないでしょうか。
出世は勤めている会社でしか意味を持たない
ちなみに起業して思いますが、出世や肩書ってその会社でしか意味を持たないんですよね。
●●部長といっても、その会社内だけの肩書で、別にそれが何かに通用するわけでもありません。
また、起業したらこれまでの肩書も無意味です。
これまで●●会社の●●という会社の看板を背負った一員であって、そこから一歩出ると看板がなくなります。
会社の為じゃなく自分の時間を優先したい人は起業向き
- いくら働いても自分ではなく会社の評価になる
- 忙しくなる割には給料に反映されない
- 仕事よりも自分の時間を優先したい
このような気持ちで出世を望まない人はサラリーマンよりも起業に向いていると思います。
自分の好きな場所、時間で働くことができるし、頑張りがそのまま自分の成果になります。
やったらやっただけお金を稼ぎたいとか、自由に働きたいって人は起業も視野に入れてみると良いかもしれません。
もちろん自分の人生を自分で切り開いていかないといけないので、出世するよりも責任は重大ですが。
でもやりがいや楽しさはありますよ。
以上、出世に興味がない人は起業に向いてるかもという話でした。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。