起業

起業の相談は誰にすべき?内容に合わせて相談者を変えるのがおすすめ!

握手を求めているビジネスマン

これから起業しようと思っているあなた。様々な不安や悩みを抱えていることでしょう。

その気持ちすごく分かります。

わたしも40歳で脱サラして本当に事業をやっていけるのか不安でしたし、そういったマインド的な事だけじゃなく開業の手続きや税金のことなど分からないことだらけでしたから。

そしてそれを相談しようにも周りにはサラリーマンの知り合いしかいなかったので、なかなか話をすることができませんでした。

ここでは、これから起業しようと思っているあなたが誰に相談すべきなのか、悩みや相談事にあわせて適切な相手を紹介します。

起業に関する相談相手は内容にあわせて選ぼう

まず当然ですが、起業に関する相談をする相手はしっかりと選びましょう。

もしあなたが友人から海外留学の相談を受けて、海外に行ったことが無かったら適切なアドバイスができませんよね。

賛成も反対も根拠がなく、憶測でしかモノを言うことができません。

起業相談も同じです。起業したことがない人に相談しても、適切なアドバイスや答え返ってこないんですよ。

サラリーマンの友人に話しても脱サラ?大丈夫? って言われるのが落ちだし、会社で相談なんかしたらすぐ噂になって居づらくなるだけです。

大前提として的確なアドバイスをもらいたいなら経験者に聞くこと。

そうすれば良い面も悪い面も知っているので、未経験者より適切なアドバイスがもらえます。

それと起業にあたって必要な税金、人材、集客など起業マインド以外の専門的なことは、当然ですが、それぞれの専門家に相談するのがおすすめです。

起業に関する相談相手を内容別に紹介

起業の相談はその内容によって相手を変えたほうがより的確なアドバイスがもらえます。

ここでは起業に関する相談相手を内容別に紹介します。

これから起業しようと思っていることや不安を相談をする相手

まず、これから起業しようと思っている、したいという思いを聞いてもらうべき相手、分からないことや不安、心構えなどを相談する相手は誰がいいのか。

夫婦や家族

結婚している人は奥さんや旦那さんにまず相談しましょう。

やはり家族の同意なしに勝手に起業することはできないので、まずは想いを伝えて賛成してもらう必要があります。

ただし年齢的なことや子供の有無によって反対されることも考えられますので、起業したいという強い思い、根拠など相手を納得させる材料を用意しておく必要があります。

起業経験者

起業の不安や悩みを相談をするなら、やはり経験者にしたほうが良いです。

経験者の方が的確なアドバイスがもらえますし、言葉の重みが違います。

では、起業経験者に相談するにあたってどこで知りあえばいいのか?

創業、起業セミナーに参加する

わたしが最初に起業経験者と出会ったのが創業セミナーです。

各専門の講師を呼んでいろいろな話を聞くセミナーだったのですが、繋がるべきはその講師です。

もちろん参加している人もこれから起業を考えている同じ志を持つ人たちなので、名刺交換したりSNSでつながっておいたほうがいいです。

しかし、相談となるとこれから起業する人ではなく、すでに起業している人にしたほうがいいです。

なので、講師と繋がりましょう。

わたしはいろいろな講師の方と名刺を交換し、これまで苦労したことや心構えなどたくさんのことを教わりました。

セミナー後にのお礼を添えてSNSでつながっておくのもおすすめです。

また最近ではインターネットで起業に関するサロンやグループもたくさんあるので、参加してみるのも良いですね。

ブログやSNSからメッセージする

創業セミナーで知り合った講師の方は異業種の方ばかりだったので、同じ業種の人ともつながりたいと思いブログやSNSで探したこともあります。

ある方とは年齢が近く同じ職種で起業されており、ブログをされていたのでメッセージを送って会いに行ったこともあります。

GoogleやSNSのハッシュタグで検索すると自分がつながりたい人を見つけることが簡単にできるので調べてみましょう。

自分の事業を相談する相手

自分の事業内容を相談するなら同じ事業をしている人に聞くのがおすすめです。

ラーメン屋を始めたいならラーメン屋をやっている人、Webの仕事をしているならWeb系のフリーランスや会社を立ち上げた人。

当然、同じ業種だとライバルにもなるので、相談しにくいと思うかもしれませんが、実際わたしは同じ業種の先輩経営者に相談したことがあります。

意外とみなさん優しくて親身に話を聞いてくれましたし、お互い忙しいときは仕事を紹介したりサポートしあう関係にもなれますよ。

ライバルでもあるけど、同じ起業経験者としてアドバイスをもらえると思うので、わたし的には同業者と繋がっておくのもおすすめします。

税金や人材など専門的な相談をする相手

起業に対するマインドや不安ではなく、事業を始めるにあたって必要な知識が欲しい場合は、その道の専門家に相談するのがおすすめです。

経営者でももちろん税金などの知識を持っている人はいますが、やはり専門家には及びません。

わたしも起業にあたって抱えていた不安やその乗り越え方など経験したことは伝えることはできますが、節税や人の雇い方などは知っていても専門家ほどの知識はありませんので。

税理士

資金調達や会計、確定申告などお金に関することは税理士に相談しましょう。

また税理士によってもそれぞれスタイルが違うので、自分にあった人を見つけることが大切です。

社会保険労務士

社員のことや給与計算、労災や社会保険などは社会保険労務士に相談しましょう。

こちらも税理士と同じく、自分にあった人を見つけることが大切です。

銀行の担当者

事業を始めると資金繰りだったり、設備投資をして事業を拡大したいと思うことも出てくるでしょう。

融資に関する相談は、お金を貸してくれるところに相談しなくてはなりません。

お金を借りやすい所としては、経験として以下のような順番だと感じています。

  1. 日本政策金融公庫
  2. 信用金庫
  3. 銀行

ネットメインではなく、リアルで事業を行う人なら、銀行や信用金庫の担当者とは仲良くなっておいたほうが良いです。

IT・Webの専門家

集客や広告などは、Webコンサルタントやデザイナーなどに相談するのがおすすめです。

あと業務で使うパソコンなどIT系もそういった専門家に相談するのがおすすめです。

自治体の創業相談窓口(市役所や商工会議所)

各自治体には起業に関する相談窓口があるところがあります。わたしが参加した創業セミナーも商工会議所が開催していました。

そこの担当者には事業計画書の作成も手伝ってもらいましたし、国金や銀行、信用金庫の担当者も紹介してもらいました。

彼らは起業の経験者ではありませんが、手続きや各専門家を紹介してくれる橋渡しをしてくれます。

以上が起業の相談をする相手です。

重要なのは自分から相談相手を見つけに行く事。待っていても向こうからくることはありませんので、どんどんつながりを増やしていきましょう。

まとめ

起業に関する不安や悩みなら起業経験者である個人事業主や法人化している社長、経営者にするのがおすすめ。

税金や社員のことなど専門的なことは、その分野の専門家に相談しましょう。

ただ相談相手は誰でもOKではなく、信頼できる人なのかを見極めたほうが良いです。

なかには変な人もいますし相性もありますからね。信頼できると思ったら、素直に話を聞きましょう。

経営者は忙しいです。貴重な時間を使ってアドバイスをくれていることに感謝して、こちらも素直に聞く態度を持つことが大切です。

わたしも脱サラして個人事業主(フリーランス)になるときは不安でした。

でもいろんな人から話を聞いてもらいアドバイスをもらうことで、今こうして事業を続けることができています。

あなたもよき相談者に出会えますように。

なかなかつながれる人がいないという人は、わたしに相談してくれても良いです。

コメント欄やお問合せからお気軽にメッセージ下さい。

ABOUT ME
タシテク
宮崎県で個人事業主をしているタシテクと申します。このブログでは40歳で起業し、人生をリスタートさせた経験談を発信しています。フリーランスになりたい、脱サラして独立起業を考えている人の参考になれば幸いです。 気に入ったらTwitterのフォローよろしくお願いします。
自分で稼ぐ・ひとり起業したい人を応援するnote

起業したいけど何をしていいか分からない

自由な働き方ができるフリーランスに憧れている

このようなへ経験談を書いています。

わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。

それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。

もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。

そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。

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