- 毎日の仕事に追われてプライベートな時間が取れない
- 新しいことに挑戦したいが時間がない
- 仕事の量をこなさないと十分な収益が得られない
このような日々を送っている忙しい個人事業主へ。
毎日、仕事に追われているわりには稼げず、時間的にも精神的にも余裕がないのではないでしょうか。
その気持ちすごく分かります。わたしもそうだったので。
個人事業主(フリーランス)が脱サラして起業するメリットは、サラリーマンのように時間に縛られないことです。
時間に追われて、その恩恵を受けれないのはとても勿体ないです。
ここでは忙しい個人事業主が余裕ある時間と十分な収益を得るためにやるべきことをまとめました。ぜひ参考にしてください。
忙しいのに儲かっていない個人事業主は働き方を見直すべき
わたしの話ですが、個人事業主になって1日電話が鳴らない、何もすることがないときって不安になってました。
自由でゆっくりとした時間を手に入れるために独立起業したはずなのに、いざ暇だとその時間が怖いんですよね。
それは「暇=収入がない」からです。
その不安を払拭するためにとにかく仕事が欲しい。
だから仕事を取るために単価を下げて安売りをする。こんなことしてました。
するとどうなるか?
当然、忙しくなります。
でも、これで「ヤッター」とはなりませんでした。
忙しい
↓
自由な時間がない
↓
その割に儲からない
↓
さらに稼ぐために安い仕事を受ける
↓
より忙しくなる
↓
プライベート時間が減る、気持ちに余裕がなく家族にあたる
こんな負のサイクルに陥ってしまって。
いくら仕事が多くても、単価が安ければ量を多くこなさなければなりません。
プライベート時間や睡眠時間を削って仕事をするけど、生活費を稼ぐのが精いっぱい。
これってほんと楽しくないんですよ。むしろ辛い。
さらに個人事業主は本業以外にも経理や雑務など、すべてを自分でやらなければならないのでただでさえ時間がありません。
いくら忙しいといっても毎日仕事に追われ、思ったほど稼げていないなら仕事のとりかたや働き方を見直さないと消耗してしまいます。
ではどうすればいいか?
忙しい個人事業主が余裕ある時間を手に入れる方法
忙しい個人事業主が余裕ある時間を手に入れる方法はいくつかあります。
不要な作業をなくす、効率化する
まずは自分ができることからやるのが先決。
不要な作業をしていないか、何に時間を取られているか見直してやらなくていいこと、効率化できることを探してみると良いです。
あと自宅が仕事場の個人事業主はテレビなどの誘惑も多いので、つい関係ないことに時間を取られることもあります。
メリハリを付けれるよう業務に集中できる環境を作るのもおすすめです。
家族や親せきに手伝ってもらう
よくあるのが奥さんに経理を任せたり、定年になった親に手伝ってもらうケース。
従業員を雇う余裕がない場合、頼めるのは家族くらいしかありません。
安い給料でもやってくれるだろうし、支払った給料を経費にもできるので節税対策にもなります。
クラウドソーシングなどで外注する
頼れる家族がいない、従業員を雇う余裕もないなら単発で仕事を依頼できる外注先を探すのもおすすめです。
ランサーズやココナラなどネットで簡単に外注できるサービスがありますので、そういったものを利用するといいでしょう。
確定申告や日々の経理など専門知識がないと時間を取られる業務ってたくさんあります。
それらは専門家に任せて、自分の空いた時間を本業に充てるようにするとより効率的になります。
仕事の単価を上げて数を減らす
上記で紹介したように時間の余裕を作る一番の方法は、他人に作業をしてもらうことです。
しかし、稼げていない個人事業主は人を雇う、外注するお金がないので、すべて自分でやらなければなりません。
ではどうするか?
これの解消法は明確です。
仕事の量を減らして収益をアップさせればOK。
そう、仕事の単価を上げるのです。
わたしもこれをやって忙しい業務から解放されました。
仕事の単価が安い
↓
量をこなさないといけないので忙しい
↓
儲からないのですべて自分でやる
これを以下のようにする
仕事の単価が高い
↓
量をこなさなくていいので時間に余裕ができる、外注もできる
そうすれば時間に追われることもなくなりますよね。
まぁ口で言うのは簡単ですが、実際に仕事の単価を上げるとなったら受注できなくなる等の問題は出てくると思います。
かといって、薄利多売を続けていたら今の忙しい状況を抜け出すことはできませんよね。
だから、忙しい個人事業主はどうすれば単価を上げることができるのか考えないことには先に進めないのです。
個人事業主が仕事の単価を上げるためには?
ではどうすれば仕事の単価を上げることができるのか?
これも答えは明確で、あなたから買いたいと思ってもらうようにするのです。
いま付き合いのある顧客、これから顧客になる人を探す場合、その人が価格重視だとしたら、あなたの商品が欲しいというよりは安いから欲しいわけです。
最低限の品質さえ保持していれば、どこから買ったっていいんですよ。
あなただって安い商品を探すとき、楽天とかAmazonで検索して安い順で並び替えしませんか?
安い順にみていき、5番目や10番目のお店ってほとんど見ないはず。
逆にこだわりのあるものだったら、価格よりも質や売り手のことを見ますよね。
簡単なことではありませんが、物自体ではなく、あなたが作った物を欲しがる人を見つけるようにするしかありません。
そのためには、
- 自分にしかできないことを商品やサービスに加える
- 自分の想いやこだわりを見せる
- 悩みの本質を解消する商品を作る
- 価格重視ではないターゲットに切り替える
こういった工夫が必要かなと思います。
具体的な内容は業種によって異なるので一概には言えませんが、同じ業種で高くても売れている人を見つけて、なぜ売れているのか考えてみるのも答えを見つけるきっかけになるでしょう。
単価を上げる時ってこんなに請求していいかな?なんて思っちゃいますが、自信をもって価値提供することが大切です。
まとめ
1個1,000円の商品を100個売れば10万円。20日で100個売るとなったら、1日5個販売しなければなりません。
1個1万円の商品を10個売れば10万円。20日で10個売るとなったら、2日で1個売れば良いわけです。
Webライターの場合、1文字0.5円、10,000文字で5,000円。
1文字5円なら1,000文字で5,000円です。
どちらも売り上げは同じですが、後者の方が圧倒的に時間の余裕ができます。
そしてその空いた時間を次の営業や新たな事業に使うことができる。
個人事業主としては理想の働き方ですね。
わたしもできるだけ単価を上げるようにしています。安い仕事だとほんと消耗するんですよ。
忙しくて儲からないから、時間の余裕があって儲かる働き方にシフトしないと続けていくのが辛くなります。
なので、どうすれば自分から買ってもらえるようになるかを考え、単価を上げていきましょう。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。