- 脱サラして自由に働きたい
- フリーランスになるにはどうすればいいの?
- フリーランスにはどんな職種があるの?
このような悩みを抱えているフリーランス志望の40代へ。
わたしも自由な働き方に憧れて41歳で個人事業主(フリーランス)になりました。
その際、養う家族もいるし仕事が取れなかったらどうしよう、失敗したら再就職できるかな・・・
このような悩みもあったし周りに相談できる人もいなかったので苦労しました。
ここではわたしの経験も踏まえ、40代でフリーランスを目指す人の参考になることを紹介します。
40代からフリーランスは目指せるのか?
まず気になるのが年齢ではないでしょうか。40代でほんとうにフリーランスになれるの不安に思う人は多いはず。
中小企業庁のデータによると、フリーランスになった年齢層は以下のようになっています。
- 30代(38.9%)
- 40代(27.1%)
- 20代(18.8%)
- 50代(11.2%)
最も多いのが30代、2番目が40代です。
30代から40代までの間にフリーランスになった人の割合は6割以上という結果に。
このことからも、ある程度の実務経験を積んで人脈を形成し、体力的にも余力のある時期にフリーランスになろうと思う人が多いことが推測されますね。
もちろん、なかには未経験でありながらもこれからの働き方を見直したい、サラリーマンが嫌になってフリーランスになる人もいると思います。
このデータからも40代でフリーランスになることは可能というか、むしろ適正な年齢であるといえます。
実際にわたしも40代でフリーになったし、知り合いに50代、60代の方もいます。
だから年齢は関係ありません。今日という日が一番若いわけですから、挑戦が遅れるほどリスクは高まります。
だから、歳は気にせずなるなら今が最もおすすめです。
フリーランスの職種と平均年収は?
自分がどういった職業でフリーランスになりたいのか決まっている人は良いですが、なかにはどんな職種があるのか、またどれくらいの年収なのか気になる人もいると思います。
そこで、フリーランスの職種と平均年収を紹介します。
年収に関しては、サラリーマンと違ってその人のスキル次第なので差が大きいです。なので参考程度に見てください。
ITエンジニア系
ITエンジニアとは、プログラミング言語を使ってWebサイトやアプリ、ゲームなどを作ったり、企業内のネットワークを構築する仕事だったり様々です。
未経験でいきなり仕事をするのは難しいので、ある程度の経験やスキルが求められます。
そのため年収は平均で700万円~1000万円程度と高いです。月収にすると60万円~90万円くらいになります。
Webデザイナー
SNSでもよく見かけるのがWebデザイナー。Webサイトを作る仕事で、ITエンジニアよりは比較的なりやすい職業といえます。
オンラインスクールでも最短1か月でWebデザイナーになれるコースもありますね。
Webデザイナーのフリーランスの平均年収は、350万〜600万円程度。
40代サラリーマンの年収とも大差ないと言えますかね。
Webライター
Webライターのフリーランスも多いですね。プログラマーやデザイナーのようなスキルは必要ないので比較的なりやすい職業と言えます。
ただなりやすい分、他者と差別化できないと競争に巻き込まれてしまうでしょう。
平均年収は300万円程度。
年収も他の職業よりは若干少ない印象です。
コンサル系
経営コンサルタントやITコンサルタント、税理士など人に教える系のフリーランスです。
こちらはこれまでの経験やスキルが必要ですね。
顧客の規模や単価にもよりますが、稼いでいるフリーランスは1,000万円以上も余裕で目指せると思います。
ブロガー・アフィリエイター
副業でも人気のブログ・アフィリエイト。サラリーマンの給料より稼げるようになって脱サラする人もいますね。
Google検索エンジンからの集客で収益化する部分も大きいので、これ一本でフリーランスになるにはリスクが高いかなと思います。
検索順位が落ちて収益がガクンと減ることがありますかね。
月に5万円も稼げていない人から100万円以上稼いでいる人もいます。
職業別に紹介しましたが、中小企業庁のデータも合わせて載せておきます。
職種関係なくフリーランスとして得ている現在の手取り年収は、
- 100万円~300万円未満:35.2%
- 300万円~500万円未満:24.9%
- 100万円未満:21.5%
- 500万円~800万円未満:13.2%
となっています。
数字だけ見るとサラリーマンより年収が低くなるフリーランスのほうが多い印象ですね。
参考サイト:フリーランスの事業活動の取組
具体的にどうやって40代からフリーランスになる?
フリーランスの職種や平均年収を紹介しましたが、特に年収は気にしなくていいと思います。
フリーになるとすべてが自分の努力次第なので頑張ればいいだけです。
他人のお金事情は気にする必要はありません。
では具体的に40代からフリーランスになるためにはどうすればいいのか?
その流れを見ていきましょう。
サラリーマン時代の顧客を引き継ぐ
現在サラリーマンとして働いている職業でフリーランスになる場合、今の顧客をそのまま引き継ぐという形があります。
独立することを応援してくれる心の広い会社なら良いですが、そうでない場合は勝手に顧客を持っていくのではなくきちんと会社と話し合ったほうが良いですね。
やはり後腐れなく退職して、きちんとした形で事業を始めた方が良いので。
顧客を引き継げる場合は関係性もできていますし、売上げの目途もつきやすいですね。
クラウドソーシングを利用する
一から始める場合は、クラウドソーシングの利用がおすすめです。
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と仕事を探している人をマッチングさせるサービスです。
代表的なところだとランサーズやクラウドワークスがあります。
無料で会員登録できるので、どんな案件があるのか見てみると良いでしょう。
エージェントを利用する
フリーランスの案件を紹介するエージェントというものがあります。
特にエンジニアやプログラマーなどIT系の案件を募集するエージェントは多いですね。
フリーランス登録しておけばエージェント担当者より仕事を紹介してもらえるため、案件を探す時の手間も少ないです。
IT系のフリーランスは登録しておいたほうが良いでしょう。
40代未経験でフリーランスになる人はどうすれば良い?
これまでの経験やスキルを活かして独立する人は、案件を探すだけですが、未経験でフリーランスになりたい人は準備が必要です。
まずは、どんな職業をやりたいのか決めて学習やスキルの向上を目指しましょう。
そしてサラリーマンでいる間に貯金もしておくと良いですね。
早く会社を辞めたい気持ちも分かりますが、未経験者はまずはしっかりと基盤を築くことをおすすめします。
あまりスキルや経験もなく独立してやっていけるほどフリーランスの世界は甘くないです。
焦らずじっくり準備していきましょう。ちなみにわたしは起業までに3年かかりました。
貯金や勉強をした結果です。焦って独立していたらうまくいってなかったでしょう。
これからの50代、60代をどう生きたいのか?
フリーランスになることへの一番の不安は収入だと思います。
しかし、会社に縛られない自由に時間を使えるメリットがあります。
フリーランスになりたい人って、自由に働きたいという思いの強い人だと思うので、現在のサラリーマンの給料より下がったとしても、生活していける収入さえ確保できればアリだと思います。
サラリーマンだと40代は経験豊富で仕事がマンネリ化したり、キャリアもついて部下ができ忙しくなる時期でもあります。
また定年まであと半分、これからの働き方を見つめなおす時期でもあるでしょう。
これからはもっと自分の好きなように生きていきたい人はフリーランスという選択肢はすごく魅力的だと思います。
年齢に関して、40代でフリーランスになることは遅くないし、むしろ適正です。
未経験者であっても焦らず貯金とスキル習得をしていきましょう。
わたしは、まず副業でブログを始めて、Webデザインのオンラインスクールにも通いました。それと同時に貯金も初めて起業するまでに3年かかりました。
だからじっくりで大丈夫。
ここで諦めたら50代、60代になって後悔するだけです。
同じ40代として応援しています。
経験者に相談したいアドバイスをもらいたいって人は、スポット相談もやっていますのでお気軽にどうぞ。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。