サブスク(月額課金)のビジネスモデルって一般的になりましたよね。
一応、このサービスがどんなものか説明しておくと、サブスクとはサブスクリプションの略で、毎月定額を支払うことで商品やサービスを利用できる権利が得られるというものです。
有名なサブスクサービスだと、
- 映画や音楽が聴き放題のAmazonプライム
- メンテナンス込みで新車に乗れるトヨタのKINTO
- 食材が定期に届くOisix
他にも、洋服やコスメ、住宅など定額で利用できる様々なサブスクサービスがあります。
個人事業主がサブスク?と思うかもしれませんが、いろいろなメリットがあるので、ぜひ自分なりの定額ビジネスモデルを作ることをおすすめします。
ここではサブスク(月額課金)のメリットや事例を紹介しますので、ぜひ挑戦してみましょう。
個人事業主にとってサブスク(月額課金)のメリットとは?
以前は買い切りだった商品やサービスが、サブスク(月額課金)になったものがたくさんあります。
例えば、画像編集ソフトのPhotoshopとか、会計ソフトの弥生会計とか。
では、なぜこれらのビジネスは買い切りからサブスク(月額課金)へと転換したのか?
それには以下のようなメリットがあるからです。
収益が安定する
一番のメリットはこれですよね。
毎月毎月、決まった金額が入ってくるわけですから収益が安定します。
個人事業主ってサラリーマンとは違って、自分で売り上げを確保しないといけないので、将来の売り上げが不安定なんですよね。
独立起業を不安に思う人のほとんどが、この収益の不安定さを懸念されるんじゃないでしょうか。
でも、サブスク(月額課金)なら売り上げの予測もつくし、安定的に収益が入ってくることがわかっているので固定費とかもかけやすくなります。
時間を切り売りしなくてもお金が入ってくる
これはサービス内容にもよりますが、時間を切り売りしなくてもお金が入ってきます。
例えば、オンラインサロン。
学びたい人に学習コンテンツをあらかじめ作って、それを閲覧できるようにしておけば、こちらが指導しなくても相手の好きな時間に学んでもらうことができます。
これが対面式の塾のような感じだったら、指導する時間を確保しなければなりません。
もちろんコンテンツを作る、ブラッシュアップするなどの労力も必要ですが、自分が働いていない時間も相手に価値を提供できるのはメリットでしょう。
LTV(顧客生涯価値)を最大化しやすい
LTVとは、Life Time Value(ライフ タイム バリュー)の略で、顧客生涯価値とも言われます。
お客さんがどれだけ利益をもたらすかという指標のことです。
計算方法もいろいろあるんですが、
LTV = 顧客の年間取引額 × 収益率 × 顧客の継続年数
こんな感じです。
事業を大きくするには
- 新規客を増やす
- 購入単価を上げる
- 購入頻度を増やす
これらが必要ですが、これらを増やした結果がLTVなわけです。
サブスクの場合、サービス内容の異なるプランをいくつか用意しておいて、より良いサービスを受けたい顧客には料金の高い上位プランを選んでもらい、また価値を提供し続けることで課金を継続してもらう。
それによってお客さんから得られる利益を最大化できるのです。
例えば、プログラミングが学べる教材を10万円で売ったら、LTVは10万円です。
これを月額3万円で教材を閲覧できる権利としてサブスクモデルに切り替えたら、4か月利用してもらえれば切り売りよりもLTVは大きくなります。
また質問もできる上位プランを月額5万円としたら、3ヶ月で切り売りよりも多く利益が出ます。
このようにお客さんからもらえる利益を最大化しやすいのもサブスク(月額課金)のメリットです。
個人事業主がサブスク(月額課金)を始めてみよう
では個人事業主が始めやすいサブスクってどんなものがあるのでしょうか?
これは業種によってさまざまなので一概には言えませんが、私がやっていることを紹介します。
- ホームページの保守管理
- ブログのノウハウを教えるオンラインサロン
- 不動産賃貸
などがあります。
ノウハウを教えるオンラインサロンなんかは、料理やエステなどいろいろな職種で使えるでしょう。
毎月定額の収入があれば売り上げが安定しますし、LTVも最大化しやすくなります。
個人事業主、これから独立起業したい人も自分なりのサブスク(月額課金)化できるビジネスモデルを考えてみてはどうでしょうか?
ちなみに、オンラインサロンをやりたいけどどうやっていか分からない、毎月支払いをしてもらう決済システムを導入したいなど、分からないことがあればこちらをご覧ください。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。