起業したいけどもう手遅れだろうか?
そう思って躊躇している人へ。
40代だろうが50代だろうが60代だろうが起業に年齢は関係ないと思っています。
逆もしかり、中学生で社長になる人もいる時代ですからね。
わたしは40歳の時に脱サラして起業しましたが、人生80歳と考えても、このままサラリーマンを続けて定年後に年金やアルバイトで食べていくことを選択するほうが嫌でした。
年齢を気にしている人は、「歳を取ること=デメリット」といった固定概念を取っ払って挑戦してみてはいかがでしょうか。
起業して知り合った経営者さんには、わたしよりも年上で起業をされた方が結構います。
要は自分がやりたいかどうか。
というわけで、経験者として感じていることをアドバイスしたいと思います。
起業の年齢を気にしている時点で自分の人生を生きていない
起業する年齢を記事する時点で自分の人生を生きてないと思うんです。
もしこれで、「40代で起業は遅いから辞めたほうが良いよ」と言われたら諦めるのでしょうか?
もうその時点で他人に自分の人生の選択を委ねていますよね。
もちろん、「遅い」という相手が家族であれば話し合いは必要だと思います。
でも、そこはしっかりと話し合って家族に迷惑をかけない形で納得してもらう努力はすべきじゃないでしょうか。
本気で起業したいと思えば、何かしら対策はできると思います。
それを何もせずに相手の「遅いから辞めたほうが良い」という言葉だけで諦めるなら、自分の人生を生きていない、他人に委ねていると思いますね。
よく、「こんな服着たら若作りしているって思われるかな?」っていう人いるじゃないですか。
他人の目を気にして自分が着たい服を着れていない人。
人に迷惑をかけなければ、別に自分がやりたいことを優先して良いと思うんですよね。
起業も同じだと思うんです。
ここまで起業に年齢は関係ないと話しているので、敢えて言う必要もないのですが、日本政策金融公庫が行った2019年度新規開業実態調査によると、開業時の年齢は以下のようになっています。
- 40歳代:36.0%
- 30歳代:33.4%
- 50歳代:19.4%
- 60歳以上:6.3%
- 29歳以下:4.9%
40代が最も多く、50代、60代で起業された方も結構いますね。
もし、この数字を見て躊躇するようだったら起業は辞めておいたほうが良いでしょう。
その場合って何%以上だったら、自分も挑戦してみようと思うのか?
でもそれって人がやっているから自分もやってみようってことですよね。
結局、他人に自分の人生を委ねていることになるのかなって思います。
歳を取ることはデメリットだけじゃないし対策もできる
起業に年齢が関係する、若いほうがメリットあるとすれば、わたしが思う高年齢での起業のデメリットは、
- 体力が衰えている
- 養う家族がいる
くらいです。
歳を重ねるごとに体力は落ちるので若い人に比べて劣るのは当然です。
でも、これはトレーニングや運動をして体力を維持することはできますよね。つまり解決策はあります。
もう一つは、養う家族がいるケース。結婚して子供がいて教育費がかかる時期などは、起業して収入が不安定だとリスクになります。
まぁ、若くて結婚している人もいるし、高齢で独身の人もいるので一概には言えませんが。
でもこれも対策はあります。
- 起業前に1年は無収入でも生活できる貯金をして置く
- 副業で始めて軌道に乗ったら起業する
- 期限を決めて事業が上手くいかないなら再就職する
先ほども言いましたが、自分の人生を生きる(守るべき家族がいる場合は、反対を押し切らず話し合って納得させる)と決めれば、対策はいくらでもあるわけです。
それと歳を取ることにはメリットもあります。それは人生経験。
長く生きてる分、若い人よりは何かしら経験値があります。
それってお金じゃ買えないし、自分しか持っていな特別なものです。
きっとどこかで起業に活きてくると思います。
まとめ
起業するのに年齢を気にしている人は、残りの人生をサラリーマンとしてやっていくことに我慢できるか考えてみると良いと思います。
例え、定年まであと数年だとしても、その時間をモヤモヤしながら過ごすのか、挑戦してみるかで人生の楽しさって変わってくると思います。
とにかく、「やると決めれば」やるべきことって明確になってくるので、それをやればいいだけです。
わたしの場合だと、
- 1年間無収入でも食べていける貯金をする
- 焦らず副業で始める
- 家族を納得させる
やると決めててから上記のやるべきことができたので、それを続けた結果、3年かかって起業しました。
年齢を言い訳にしていたら、決意ができていないのでやるべきこともわからないままです。
人生を後悔したくないなら、「起業すると決めて」そのために必要なことをコツコツと日々やっていきましょう。
以上、経験者からのアドバイスでした。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。