わたしは個人事業主なので自身もフリーランスのような働き方をしていますが、別の方に仕事も外注しています。
そのとき継続して依頼をしようと思うフリーランスとそうでない方がいます。
今回はその方たちの違いについてお話しします。
稼ぐためには大事なことだと思うので、これからフリーランスになる、または現状稼げていないという人は参考にしてください。
フリーランスに必要なのは技術スキルだけではない
仕事をたくさん受注して稼ぐフリーランスになるためには、最低限の技術スキルは必要です。
しかし、「スキルがある」=「稼げるフリーランス」というわけではありません。
めちゃくちゃ高度なスキルを持っているからといって、たくさん仕事が取れて稼げるわけではないのです。
例えば以下のフリーランスがいたとしましょう。
- スキルがすごく高くて、コミュニケーション能力がすごく低い人
- スキルはそんなに高くないけど、コミュニケーション能力がすごく高い人
コミュニケーション能力が高いとは、相手の気持ちや真意を察知できることです。
わたしが仕事を依頼してみて、次もお願いしようと思うのは2番の方。
まず、こちらが求める仕事の質を確保してもらえれば、それ以上のスキルは求めません。
それ以外で求めるのはコミュニケーション能力です。
わたしがフリーランスの方に外注する理由は、自分の時間を作りたい、楽をしたいからです。
そこで連絡が遅い、こちらの意図を汲めない、無駄なやり取りが多いと時間を取られたり、そこに気を遣うので楽にならないんですよ。
1度きりの依頼でお断りしたフリーランスの例
実際に仕事を依頼したのですが、1度きりのお付き合いで終わったフリーランスの方の例を紹介します。
「〇〇のサイト作成をお願いします。デザインはこちらのサイトのようなイメージが良いです、その他必要なページなどは指示書に書いています」
「わかりました。参考サイトですが、ここのどこが気に入っていますか?」
「どこが気にっているかですか?」
「はい、そうです」
「あと〇〇なんですが・・・」
「それと・・・」
とか。
なんというか、向こうはもっとイメージを明確にしたいという意味で聞いてきたのは分かります。
実際作ったけどイメージと違ってやり直しが発生するのは防ぎたいでしょうから。
わたしもその気持ちは分かります。
でも、相手によってはイメージまとまっていないケースもありますし、指示している内容でやって欲しいんですよね。
だから、意図を汲んで提案をしてもらえると助かります。
わたしも個人事業主として仕事をしているのでわかりますが、クライアントでもいるんですよ。
指示が抽象的すぎる人。でもそのような人って、だいたいイメージが湧いていないとか、どうしていいか分からないから任せたいって人が多いです。
もちろん、細かくヒアリングすることは大切ですが、なるべくそのやり取りや負担を減らすようなことをしてあげないと話が進まないし、向こうも面倒になってやってくれなくなることが多々あります。
決して丸投げしたいというわけではなく、ある程度こちらの意図を汲んで提案してくれる人のほうが助かるということです。
あと、「〇〇部分の修正お願いします」とメールして、3日間連絡がないとか。
連絡や報告が遅い人は論外ですね。
自分が仕事をお願いしたいと思うフリーランス
自分が外注する立場として、この人にお願いしたいと思うフリーランスは、
- 納期が守れる
- 報連相がきちんとしている
- 提案ができる
方です。
納期を守るのは当然。あと何日も連絡が取れないとか、報告や相談なしに勝手に進めるような人はNG。
もう一つは、提案ができる人にはお願いしたいですね。
「ここはもっとこうしたほうが良くなると思いますがどうでしょうか?」
「依頼にはありませんでしたが、あったほうが良いと思ったので見出しと文章を追記しておきました」
とか。
単に依頼したことだけをやるのではなく、こちらの意図を汲んでより良くなるような提案をしてくれると助かります。
こういった提案ができる人って、相手が求めていることを理解できている証拠です。
単に目の前の作業をこなすだけでなく、何のためにこの人はこの作業を依頼してきたのかってこと。
その相手の目的を理解すれば、作業においてもっと改善できる点が見つかるかもしれません。
単に作業をするだけ、相手に無駄な時間を取らせるようなフリーランスは、わたしなら依頼をしようとは思いません。
たぶん、他の依頼者もそうでしょう。
なぜ外注を使うのか考えれば分かりますよね。
なので、フリーランスとして稼いでいくのであれば、依頼者の意図を汲む、相手の立場に立って作業することを心がけてみて下さい。
そうすると、作業以外でやるべきことが見えたり、連絡の仕方も変わってくると思います。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。