こんにちは、宮崎県で個人事業主2年目のタシテクです。
わたしは40歳(41歳になる1か月前)で会社を辞めて独立起業しました。
40代で起業となると、金銭面だったり、健康面だったりいろいろなリスクがあります。
わたしも起業前はとても不安でした。
ここでは自身の経験をもとに40代で独立起業しようと思っている人が成功するためのポイントを紹介したいと思います。
同じ40代として独立起業がうまくいくよう参考になれば幸いです。
まずは独立起業の成功の定義を明確にしよう
「独立起業して成功する」
この成功の定義は人それぞれです。
例えば、
- サラリーマン時代と同じ生活水準を保てる売上げをあげる
- 年収2,000万円を達成する
- 高級車に乗れるようになる
- 1日3時間の仕事で食べていく
- 家族との時間を最優先できるような働きにする
など、独立起業するにあたって夢や目的があるはずです。
それを再度確認しておきましょう。
例えば、いま勤めている会社が残業ばかりで家族との時間が取れない、だから独立起業して自由な時間を確保したいとしましょう。
いざ独立起業したら忙しくて儲かってはいるけど、本来の目的である家族との時間が確保できなければ成功とはいえません。
だったら、仕事の単価を上げて案件数を減らすなどの対策が必要になってきますよね。
ダイエットだってそう。目的がモテるためなのに、単に痩せて体重が落ちただけでは成功とは言えません。
彼氏彼女ができて、モテて始めて成功と言えます。
だから、独立起業して成功したいのであれば、「成功の定義」を明確にして、それが叶うような事業をしていく必要があります。
40代で独立起業して成功するためのポイント
では、40代で独立起業を成功させるためのポイントについて見ていきましょう。
これはわたしの経験をもとに書いております。
1. 創業資金やランニングコストを貯金しておく
わたしが脱サラ起業して2年間事業を継続できている理由の一つが、サラリーマン時代の下準備です。
40代は何かとお金のかかる年代であります。
20代、30代ではかからなかった介護保険料が必要になってきたり、子どもの教育資金や住宅ローンなど。
独立起業してすぐに軌道に乗ればいいですが、その保証がない場合はしっかりと貯金をしておくことをおすすめします。
創業にいくらかかるのか、起業後毎月の生活費や事業に必要なランニングコストを算出し、できれば1年間無臭でも生活できるくらいの貯金があれば安心ですね。
ちなみにわたしは起業前に300万円貯めました。貯金に3年かかりましたが、それでもしっかりと準備しておくことで気持ち的な余裕もできます。
貯金がないと焦って商品やサービスを安売りしたりするなど、事業を継続していくうえで良くない判断をしがちです。
そういったことを防ぐためにも貯金は重要ですね。
2. 退職後すぐに事業スタートできるようにしておく
会社を退職してから事業の準備をするのではなく、退職後すぐに始められるようにしておきましょう。
- 名刺、チラシ
- ホームページ
- クレジットカード
- 銀行口座
- 会計ソフトなど
事業を始めてから、これらの準備に時間を取られるのはもったいないです。
サラリーマンで給料をもらえている間に済ませておきましょう。
3. 独立後の顧客の開拓
勤めている会社の顧客をそのまま引き継ぐのか、新規で開拓していくのかで大きく変わりますが、新規の場合は、集客用のブログやホームページを作っておいたほうが良いですし、知り合いに紹介してもらうなど起業後の顧客を集めておくことをしておいたほうが良いですね。
もし勤めている会社の顧客を引き継ぐ場合は、その会社と揉めないようにしっかりと話し合っておくことをおすすめします。
4. 副業で始めておく
可能であれば、いきなり独立起業するのではなく副業で始めることをおすすめします。
それで会社を辞めても食べていけるくらいの収入が得られるようになってから起業したほうがリスクは少ないです。
わたしも独立前は起業後に始めた事業もそうですが、それ以外の副業もしていました。
やはり収入の柱がいくつかあると安心です。
5. 健康管理を徹底する
個人事業主やフリーランス、自営業など一人で起業する場合は、自分の体が資本なので健康には気をつけましょう。
自分が働けないと収入が入ってきませんので、健康管理はとても重要です。
40代になると体力も落ちますし、起業するとサラリーマンとは違って自分で健康診断も予約しないといけませんので体の管理はしっかり行ってください。
6. 起業家としてのマインドを持つ
独立起業したらすべて自己責任です。
売り上げがあろうがなかろうが、それはすべて自分の行動がもたらした結果になります。
大事なのはもしうまくいかない場合、他人のせいにしないことです。
他人のせいにすると思考が停止して、自分で改善していこうという気持ちが湧かなくなってしまいます。
独立起業したら結果は全て自己責任。このマインドが大切です。
7. 相談できる人を見つけておく
起業したらサラリーマンに相談しても答えは返ってきません。
起業すると分かりますが、勤め人はまったくやることが違うからです。
起業を経験した人にしかその苦労ってわかりませんから、同じ経験者を見つけておくと良いです。
わたしも起業前に創業セミナーに参加した際に知り合った経営者、起業後にお世話になっている社長さんらによく相談をします。
やはり経験者のアドバイスってありがたく、自分の事業を軌道修正していくのにとても役立ちます。
まとめ
自身の経験から、40代で独立起業を成功させるために必要な7つのポイントを紹介しました。
- 創業資金やランニングコストを貯金しておく
- 退職後すぐに事業スタートできるようにしておく
- 独立後の顧客の開拓
- 副業で始めておく
- 健康管理を徹底する
- 起業家としてのマインドを持つ
- 相談できる人を見つけておく
これから独立起業しようと思っているあなたの参考になれば幸いです。
ひとり起業に役立つ無料メルマガもやってます。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。