個人事業主(フリーランス)としてクラウド会計ソフトのfreeeを契約しようと思っているけど、どのプランがおすすめなのか?という方へ。
個人事業主として会計freeeのスタータープランを2年利用している立場からアドバイスしたいと思います。
結論からいうと3プランのなかで一番安いスタータープラン(月額980円)から始めればOKです。
プランは自由にアップグレードできるので、もしあとからスタータープランではできない「消費税申告」や「電話サポート」などが必要になれば変更すればいいだけ。
逆にダウングレードする場合は、これまで利用していた機能が使えなくなってしまう(消費税申告など)ので、そこだけ注意が必要です。
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②問題なければスタータープラン(月額980円)で契約する
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③スタータープランで不十分になったらスタンダードプラン(月額1,980円)やプレミアムプラン(月額3,316円)にアップグレードする
あまり深く考える必要はありません。
安いプランで始めて、不十分ならアップグレードする。これでOKです。
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結論は言いましたが、各プランの特徴もまとめているので、詳細を確認したい方は続けて読んでみて下さい。
【個人事業主向け 会計freee】3つのプラン内容を比較
個人事業主(フリーランス)向けの会計ソフトfreeeの3プランの料金体系は、
- スタータープラン:980円/月
- スタンダードプラン:1,980円/月
- プレミアムプラン:39,800円/年(年契約のみ)
上記の価格は年契約した場合の月額換算です。プレミアムプランは月額契約なしの年契約のみとなっています。
個人事業主としてやっていくなら単月契約より年契約したほうが月額200円安くなる(スタータープランの場合)ので年契約がおすすめ。
一応、単月契約した場合の価格も載せておきますね。
- スタータープラン:1,180円/月(+200円)
- スタンダードプラン:2,380円/月(+400円)
- プレミアムプラン:39,800円/年(年契約のみ)
ちなみに、最大65万円控除が受けられる青色申告での確定申告も、一番安いスタータープランでできます。
3つのプランで共通してできること
3つのプランに共通してできることは以下になります。
- 確定申告書の作成・出力(青色申告も可能)
- 銀行口座やクレジットカードとの同期
- 請求書の作成
- 領収書の写真から仕訳データ自動取得
- メール・チャットサポート
個人事業主が通常の業務で使うなら、上記ができれば十分ではないでしょうか。
その他、見積もりや納品書、領収の発行も全プランで可能です。
では、スターターとスタンダードの違いも見てみましょう。
おそらくfreeeを契約される方のほとんどは、このどちらかのプランだと思います。
スターターとスタンダードの違い
主な違いは以下の4つ。
- 領収書の写真から仕訳データ自動取得できる数の制限
- 消費税申告の有無
- 月次推移/資金繰り/売掛/買掛レポートの有無
- メール・チャットサポートの優先度
領収書の写真から仕訳データ自動取得
スタータープランは、領収書の写真から仕訳データ自動取得できる数が月5枚までの制限があります。
領収書(経費)が月に5枚以上ある人はスタンダードプランを選んだほうが作業は楽ということになりますね。
個人的にはこれまでfreeeを使っていて、仕訳データの手入力でもそこまで面倒に感じたことはありませんが。
消費税申告の有無
消費税申告は年間売り上げが1,000万円以上の場合に必要になります。
もし売り上げが1,000万円を超えても支払いが生じるのは2年後になるので、起業したばかり(1年目)の個人事業主であれば消費税申告の機能は不要です。
もし、今後も売り上げ1,000万円を超えそうにない場合も、この機能は不要になります。
月次推移/資金繰り/売掛/買掛レポートの有無
月次推移レポートとは、月ごとの売り上げ等の推移がグラブでわかるもの。
資金繰りレポートとは、どんなことにいくら使ったかが分かるもの。
売掛・買掛レポートとは、後支払いや後から受け取るお金を管理するものです。
見積もりの作成や確定申告だけでなく、軽々の分析までしたい人には使える機能です。
メール・チャットサポート
メール・チャットサポートはどちらのプランにもありますが、スタンダードプランの人が優先になります。
ちなみに、わたしもメール問い合わせしたことがありますが、スタータープランで返信まで丸1日かかりました。
問合せ内容や込み具合にもよると思いますが参考まで。
スタンダードとプレミアムの違い
スタンダードとプレミアムの違いは以下の2つ。
- 電話サポートの有無
- 税務調査サポート補償の有無
電話で問い合わせができるのはプレミアムプランだけです。
税務調査サポート補償の有無とは、税務機関の調査を受ける際、税理士立会により発生する費用を補償してくれるものです。
税務署から立ち入り調査受けるって、普通に事業をしていたらあまりないとは思いますが。
freeeの各プランを選ぶときの判断基準
freeeの3つのプランの特徴と違いを比較しましたが、まだどれを選ぶべきか迷っている人に判断基準を紹介します。
スタータープランに向いている個人事業主
スタータープランは、確定申告ができれば良い人向き(青色申告、白色申告どちらもOK)
サポートの優先度が3プランの中で一番低いので、分からないことはネットで調べて自己解決できる、問い合わせの回答に時間がかかってもOKな人におすすめです。
スタンダードプランに向いている個人事業主
スタンダードプランは、消費税申告と月次推移/資金繰り/売掛/買掛レポートが使えるのが特徴です。
売り上げが1,000万円を超えると思われる人、レポートを見ながら経営戦略を練りたい人向きです。
今は個人事業主だけど、いずれは法人化をしたいって人にもおすすめです。
プレミアムプランに向いている個人事業主
プレミアムプランは、電話サポートが付いているので、会計のこと、パソコン操作も苦手って個人事業主向きです。
電話対応が必要かどうかで決めると良いでしょう。
まとめ
freeeの各プランの違いの特徴と比較を紹介しました。
それぞれどのプランを選べば良いかについては、
・確定申告ができればOK(青色申告も可)って人は、スタータープラン
・売り上げが1,000万円を超える、レポートで経営を可視化し分析したいはスタンダードプラン
・会計が全く分からない、パソコンも苦手って人はプレミアムプラン
会計freeeはプランのアップグレードができるので、まずはスタータプランで始めて、売り上げが伸びてきたり、必要な機能が出てきたらプラン変更すれば良いと思います。
ちなみに、freeeはデータのエクスポート機能(入力内容をCSVデータなどで出力)があるので、税理士さんと顧問契約を結んだり確定申告をお願いする場合も使えます。
freeeを使っていない税理士さんで専用の会計ソフトを使っているところもCSVデータの取り込みはほぼできますので。
あと、当然ですがfreeeの利用料金は経費にできます。
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このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
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