起業したい夢があるけど、
- 養う家族がいるので失敗が怖い
- 奥さんや子供に迷惑をかけたらどうしよう
- 妻子持ちで独立した人の話を聞きたい
このような思いをしている人へ、40歳でサラリーマンを辞めて起業した経験をもとに、独立前の心得や準備について伝えたいと思います。
ざっくりとわたしの状況は以下の感じです。
40歳と11か月で起業(13年勤めた会社を退職)
妻(仕事をしている)
子ども2人(小学生と中学生)
住宅ローンあり
地元宮崎県でITやWebの仕事をしている
年齢や独立起業しようと思っている職種など違いはあると思いますが、妻子持ちという守るべき家族がいる人の参考になれば幸いです。
妻子持ちの旦那さんへ独立・起業前の心得
妻子持ちのあなたへアドバイスするとしたら、それは奥さんや子供に納得してもらってから起業しましょう。ということです。
奥さんの反対を押し切って起業しようと思っている人。
一家の大黒柱として家族を養っていく、迷惑をかけないよう全責任を背負うと思っている人。
いろんな人がいるでしょう。
でも、起業が上手くように支えてくれる、うまくいかないときもサポートしてくれるのは家族(奥さんや子供)です。
だから、独りよがりにならない、一人で何もかも背負わないよう、起業は家族みんなで一緒に成功するためにやっていくという気持ちが大事かなと。
わたしも売り上げがなくて焦っていた時に、妻から金銭面でも精神面でも支えてもらいました。
だから、家族すら納得させられない人が起業してうまくいくはずがないと理解しよう。というのが心得です。
もし、奥さんに起業を反対されるのであれば、反対の理由をきちんと聞いて、それを払拭できるように努力をしましょう。
夢を語るだけではなく、現実的に事業を成功させるための計画や熱意を根気よく伝えてください。
時間がかかっても仕方ありません。それはまだあなたの熱意や具体的なビジョンが伝えきれていないのだと思います。
妻子持ちの旦那さんへ独立・起業前にやっておくべき準備
では妻子持ちの人が独立起業前にやっておくべき準備について紹介します。
1年間は無収入でも生活できる資金をためておく
奥さんの一番の心配はお金です。子供のことや生活のことなど現実的に考えています。
だからこそ、ビジョンや将来性、収入の確実さを説明できないと納得してくれません。
しかし、起業って実際にやってみないと分からないことだらけなので、計画通りにいかないことだってあります。
そんなときのために、1年間は無収入でも生活できる貯金はしておきましょう。
そのためには、まず毎月いくら生活費が必要なのか、事業に必要なコストはいくらか試算する必要があります。
起業時に必要な資金と毎月必要なお金×12か月分を貯める。
ちなみにわたしは300万円貯めて起業しました。
この資金を貯めるまでに時間はかかりましたが、きちんと準備をして妻に納得してもらうためにやりました。
起業が上手くいかなくなった時のことを決めておく
起業して事業を継続していくのは大変です。成功していても数年後はどうなっているか分かりません。
万が一そうなった場合や、起業後に売り上げが作れなかったときに備えて、どうするかも決めておいたほうが良いです。
例えば、1年経って今と同じサラリーマンの給料が稼げなかったら再就職するとか、毎月家に30万円入れれなければアルバイトをするとか。
上手くいかずに貯金だけが減っていく状況を続けるのは奥さんも不安だと思います。
だから、万が一うまくいかなかったときのルールも決めておきましょう。
家族を幸せにすると心に誓う
起業ってなんだかんだ言っても自分次第です。人のせいにせず、とにかく頑張るしかありません。
精神論にはなりますが、支えてくれる奥さん子供のために自分は何としても事業を成功させると強い気持ちを持つことが大切かなと。
辛いときは頼ってもいいし、弱みを見せても良いと思います。(うまくいかないことを家族に当たったらいけませんよ)
でも、心の中では家族を絶対に幸せにする!という気持ちを持っていれば乗り切れると思います。
起業に必要な準備ってたくさんありますが、今回は妻子持ちの人へ向けた内容だったので、そこに重点を置きました。
その他、起業に必要な具体的な準備や重要なことはこちらの記事にまとめているので参考にしてください。
あなたは一人じゃないので家族を大切に
妻子持ちのあなたは一人じゃありません。支えるべき奥さんや子供がいて、自分が辛いときは支えてくる人がいます。
だからこそ、起業前にしっかりと話し合い納得してもらってから独立起業することをおすすめします。
納得してもらえなければ、それはあなたの熱意や計画がまだ足りないということです。
時間がかかっても家族を納得させましょう。
そしてみんなで事業を成功させるつもりで頑張ってください。応援しています!
以上、妻子持ちで40代で起業したわたしからのアドバイスでした。
ひとり起業に役立つ無料メルマガもやっています。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。