サラリーマンを辞めて独立起業したいという人は、年々増えているように感じます。
- 「個の時代」と言われるように個人でもお金を稼ぎやすくなっている
- サラリーマンだからといって一生安泰ではない
- 固定観念に捕らわれない自由な働き方が一般化してきている
こういったことが影響しているのではないでしょうか。
わたしもサラリーマンを辞めて起業したひとりで、40歳の時に会社を辞めました。
もちろんその選択に後悔はしていませんが、苦労したことも多くあります。
そこで、これからサラリーマンを辞めて自分で事業をしたい、自由な生活を手に入れたいと思っている人へ、心得ておくべきマインドを伝えたいと思います。
実際に私自身の起業経験から感じていることなので参考になると思います。
ぜひ読んでみてください。
サラリーマンを辞めて起業したい人が持っておくべきマインド
サラリーマンと起業家(個人事業主・フリーランス・法人の代表など)とでは、
- 働き方のスタイル
- 考え方
- 雇用形態
- 社会保障
いろいろな違いがあります。
そのなかでも考え方を変えないと自分でお金を稼いでいくのは難しいです。
サラリーマンと起業家のマインドの違い
わたしがサラリーマンをやっていた頃は、もちろんお客さんのことを考えて仕事をしていましたが、起業してからはその想いがより一層強くなりました。
というか、それをとことん考えて行動しないとお金って稼げないんですよ。
- サラリーマンは、1→10にする仕事
- 起業家は、0→1にする仕事
企業に勤めているということはすでにお客さんがいて、ビジネスモデルが完成しています。
でも、起業すると自分で仕事を作らないといけません。
つまり0を1にしなければならないんです。
この0を1にするためのマインドが必要ということ。
会社に行けばやるべき仕事が決まっていて、それをやっていれば給料が毎月きちんと振り込まれます。
これが1→10にする仕事。
しかし、起業したらやるべき仕事は自分で作らなくてはならず、それが100%売れる保証もないので、お客さんが何を求めているか、それを解決するためにはどんな価値を提供すればいいのか考えて行動し続けなければなりません。
これが0→1にする仕事ってことですね。
なので、起業を決意したら、仕事は自分で作るものという意識を持っておきましょう。
ちなみに、アフィリエイトなどのネットビジネスやSNSビジネスなんかも同じです。
紹介する商品や売りたい教材を求めている人は、どういった悩みを抱えていて、自分ならどう解決できるのか記事を書いたり発信をします。
サラリーマンが嫌だから起業したい。で、すぐ辞めちゃうのは危険
起業の動機として、やりたいことを叶えるためにサラリーマンを辞めるというパターンと、サラリーマンという働き方、職場や人間関係が嫌だから辞めるというパターンがあります。
この後者のパターンで起業すると危険です。
というか、起業のきっかけは憧れやサラリーマンからの逃げでもいいと思います。
わたしもそうだったので。
とにかく誰かに雇われて決められた時間に会社に行って、決められてことをするのが嫌だったし楽しくなかった。
だから辞めて起業しました。
でもそのネガティブな感情を引っ張ったままではNG。そんな気持ちで乗り切れるほど起業は甘くない。
会社を辞めて起業するのは簡単。だけど継続していくのが難しいのです。
だから上記で説明した0→1を意識すること。
起業前によく事業計画書を作りますが、これは0を1にするための訓練だと思います。
自分は誰のどんな悩みに対して価値を提供できるのか。また同じような価値を提供している人との違いか何かなど、こまかく分析していくのです。
給料を貰って働くサラリーマンから自分でお金を稼ぐ起業家としてのマインドに切り替えていきましょう。
まとめ
会社に行きたくない、仕事を辞めたいって人は、今一度じっくり起業について考えたほうが良いです。
起業だけが選択肢ではありませんからね。
転職したって良いわけです。
でもどうしてもサラリーマンという働き方ではなく、起業という道を選びたいのであれば、ネガティブな感情を引きづったままではなく、前向きに自分が提供できる価値について考えてみましょう。
困っている人に「ありがとう」と言われることが仕事であり、起業するということはそれを自分で見つけることなのですから。
起業したいけど何をしていいか分からない
自由な働き方ができるフリーランスに憧れている
このようなへ経験談を書いています。
わたしは30代後半から40代に差し掛かり、これからの働き方に明るい未来を見出せずにいました。
それで転職ではなく脱サラして起業する道を選んだのですが、たくさんの疑問や悩みを相談できる人が周りにいませんでした。
もし身近に話を聞いてくれる経験者がいたらどんなに心強く、そして遠回りをせずに済んだのだろうと思います。
そこで同じような悩みを抱えている人のため、自分の経験を活かせるnoteを書きました。